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よろづ図書倉庫『向日葵』

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短編小説


【DFF×SBX】 重なる世界









僕が目を覚ますと、そこは……


青空広がる、不思議なお城でした。



「……ここ、どこ?」



きょとんとして、僕は周りを見回す。
青空の隙間に、別の風景が見える。
なんだか、少し不気味な感じがする。


ここ、僕がさっきまでいた場所と違う気がする……ていうか、こんなところにつながったっけ?
確か……僕とリンクと、アイクとマルス、あと観戦するって言ったサマエルが、扉を通り抜けてステージに行こうとしてたんだよね。
けど、いきなり何かに引っ張られるような、力を感じて……僕は気を失ったんだ。


ここってどこなんだろう~……
ぺたん、と僕は座り込んだ。


アイクたちがいる気配もない。僕、ここに一人なのかな。
せめてここがどこなのかわかればいいのに……



すた、すた……



どこかから、足音が聞こえる。
人がいるんだ。これだと……二人?
僕は、足音の聞こえたほうに駆けていった。



「クリスタルってどこにあるんだろう……」


「大丈夫だよ、僕を信じて」




僕の知らない人の声だ。この向こうにいるみたい。
と、思ったらいきなり角から誰かが出てきた。



「うわぁ!?」  「なっ!?」  「ひゃっ!?」



どかっ!!



僕らは、ぶつかってしまった。
うぅ、なんてお約束な……。



「あったた~……いきなりぶつかってこないでよ! って、あれ……?」


「羽、ついてる人だ……」


「……ほぇっ?」



二人が、まじまじとこちらを見つめてくる。
えっと、どうすればいいんだろう……


二人とも、僕と同じくらいか年下だと思う。
一人は赤いかぶとに、赤い鎧をつけた男の子。
もう一人は、金髪をポニーテールに結った、赤いワンピースの女の子だ。



「……召喚獣、だったら召喚石に入ってるはずだし……」


「えっと……君は?」


「えっ、えぇっ? ぼ、僕に聞いてるの?」


「君以外にいないよ」


「えっと……僕はピットって言うんだ。言っておくけど、天使だから。
それで、君たちは? それと、この世界は……一体?」



僕は二人に尋ねる。
二人は、顔を見合わせる。



「敵かと思ったけど、この世界のこと知らないんだ……」


「けどそれって、味方でもないんじゃないかな。ま、いいや。
僕はオニオンナイト……みんなには、ニオって呼ばれてる。たまにおーくんとも呼ばれてるけど、それは勘弁してほしいかな」


「私はティナっていうの。私たちは、この世界を旅してるんだ」


「この世界……?」



僕はたずねる。
二人は、丁寧に説明してくれた。


ここや、他の近くの世界では大昔から二人の神様が戦ってたらしく、ニオとティナはその神様の一人「コスモス」に呼ばれた、世界を救う戦士の一人らしい。
今、この世界は「コスモス」が不利になっているせいで、崩れかけているらしい。
それで、「コスモス」に呼ばれた戦士達……ニオたちは、世界を救う希望『クリスタル』を集めてるみたい。


なんだか、この話ってスマッシュブラザーズ発足の話に似てるな……リンクやマルスも、ニオたちみたいな道を通ったんだろうと思うと思わず笑ってしまう。



「どうしたの?」


「あっ、なんでもないよ! えへ……」


「不思議な人……ところで、あなたはどうしてここにいるの?
コスモスやカオスのことも知らないみたいだし……」


「あ、うん。僕も、何でここにいるのかはよくわからないんだ……ただ、この世界のどこかに僕の仲間がいるはずなんだ」


「仲間?」


「この世界に来る……つもりじゃなかったんだけど、来るとき、僕だけじゃなかったから」



僕は話す。
少し考え込んでいたティナが、ニオに小声で話しかける。ニオはそれを聞いて、驚いたような表情になった。
何か、説得するティナ。けどニオは、なんだか納得してないような表情だ。



「な、何話してるの?」



僕は二人に話しかける。
ティナは、あわててこちらを向いた。



「う、うん。あの……一緒に旅したらどうかなって、私、思ったんだ。
もしかしたら、旅の途中であなたの仲間に会えるかもしれないでしょ?
……けど、おーくんが納得してくれなくて」


「この人、信用し切れないよー? 案外、天然そうに演技してるだけだったりして」


「て、天然……?」


「あの、あなたがイヤだって言うんだったら、無理強いはしないけど……」



ティナが、照れくさそうに言う。


……僕は、この人たちを信頼してもいいと思う。
僕はこの世界のことをまったくわかってないわけだし、少しでも理解してる人がいれば安心だ。(よく迷うしね……)
それに、もしこの人たちとの旅でみんなと会えるなら。



「じゃ、一緒に行く!」



僕がそういうと、ティナが微笑んだ。
ニオは、さらにいやそうな顔になる。(そこまで……?)



「僕の仲間を探すのに、この世界を知る人がいれば心強いからね!
もちろん、ニオやティナのことも手伝うよ!」


「わぁ……ありがとう」


「なんか信用できないなー。ほんとに、僕らの敵じゃない?」


「敵じゃないって~。さっきのニオたちの話、ぜんぜんわからなかったもん……」


「ま、いいや。けど、敵だってわかったら容赦はしないから」



ニオはそういうが、やんちゃっぽい笑顔だ。
やっぱ子供なんだな、ニオってば。



「じゃ、行こうか! クリスタル探し、再開ー!」


「あ、おーくん待って!」


「早いよー!」







それぞれの世界で、歩みだす戦士たち。
重なり、別れ、それぞれの道に進んでいく。
僕の道は、どんな物語になるんだろう?


そして、最後の結末は……












あとがき


ピットとおーくんはいいコンビだと思う。
けどこの二人は結構衝突しそうなのでティナちゃんがいてやっとバランスが保てそうです。
この話の続きを書くならば、オリキャラが一名登場しそうです。でもってその娘と誰かが一緒に行動してればいいと思います。
たとえば……フラグクラッシャーアイクとか、恋愛対象が多いクラウドとか(笑)
あ、後者だとティーダがちょっかい出しそうだな。


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