FC2ブログ

よろづ図書倉庫『向日葵』

スポンサー広告


スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



*Edit TB(-) | CO(-) 

短編小説


【DFF】ヒロインにも秘密あり





「ティナってさ~……」


「いい娘だよなぁ~~……」



頬杖をついて、ジタンとティーダが言う。
視線の先には、ティナ。


スコールは、目を丸くする。



「……は?」


「いや、おれたちと一緒に旅してたえーっと、ヒロインってーの?
その娘はだいぶ気が強い娘だったんだよな~」


「オレも! 最初はおとなしかったんだけど、再会したら銃二丁手にして戦ってたんだよ~」


「……甘いな。それだったら俺が一緒に旅してた女は  魔女(に身体のっとられてたん)だ」



スコールは平然と言う。それに「えぇ~~!?」と驚くティーダとジタン。
いろいろ省略されているのに気づいていない。
ティナはティーダたちから離れ、ニオのそばにしゃがみこむ。



「クラウドの彼女はどんなだったー?」


「彼女……?」


「一緒に旅してた女ってことだ」


「え……一人は格闘系のやつで、一人は盗賊系、一人は僧侶系……?」


「ジョブじゃなくて、性格とか~」



クラウドから聞き出そうと必死になるティーダたち。
ティナは、ふと茶をすすってるニオを見る。



「あの、おーくん……」


「何、ティナ?」


「おーくんは、入らないの?」


「一緒に旅した女の人がいないんだよ、僕。ティナが初めて」


「あ……ごめん」


「別にいいよ。そういうティナは、いないの?」


「え?」


「好きな人」



ニオの言葉に、ざっっ! と野郎どもの視線が集まる。
コスモス運営内紅一点の「好きな人」が聞けるのだ、当たり前だろう。
さすがにニオもこの事態は予想できなかった。とりあえず、野郎どもはスルーすることにした。


ティナの頬は、赤く染まっている。まさかこんなことを聞かれるとは思っていなかったのだ。



「す、好きな人?
う、うん……いるっていえばいるよ。とっても優しくて、強くて、かっこよくて」


「へぇ。自分のいた世界で一緒に旅してた人?」


「う、ううん。この……『コスモス陣営』のメンバーの人」



熱くなる野郎どもの視線。
ニオはそれをスルーし続ける。



「……誰?」


「えぇっ、そこまで聞いちゃうの、おーくん!」


「最後まで聞かなきゃ損する気分だよ」



ニオの本心は『ほかの人たちの反応が見たい』だけだ。



「え、えーっと……い、言うのはずかしいよっ」


「じゃ、後でこっそり教えてくれない?」


「そ、そっちのほうが恥ずかしい~! い、言うよ。
あの、私の好きな人はね……」



一瞬、沈黙。



「ふっ、フリオニールさん……」


『えぇぇぇぇ!?』



思わず叫ぶ野郎ども。


(現在そのフリオニールはバッツとバトル中。)



「後でフリオニールにばらそうぜ!」(ジタン)


「どんな反応するっすかねぇ~」(ティーダ)


「お、おい! あまり事大きくするなよ!」(スコール)


「いや、もう遅いんじゃないか?;」(クラウド)




(……ティナの言ったことは嘘だね)


(うぅ、おーくんがこっち見てるよ~……は、はずかしいっ)












あとがき


で、ティナの好きな人って誰?
……知りません。
ちなみにこの後、ジタンたちはフリオニールにばらしたようです。
たぶん「ティナがお前のこと好きだってよ、フリオニール!」
     「はぁっ、俺!? 嘘だろう!?」(困惑ながらもちょっとうれしい)
的な会話があったと思います。
けどいろいろあったからティナとおーくんが仲良くてもおかしくないと思うんです。
けどこれ、書いていったら趣旨が変わっていった話ですな。


*Edit TB(0) | CO(0)

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
 ◆Home  ◆Novel List  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。