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よろづ図書倉庫『向日葵』

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長編ポケダン小説  ポケモン、団長、探検隊。


【PDT】第六話  いざ、お尋ね者退治!





アイクたちはビッパと一緒に、退治するお尋ね者をギルドの掲示板で探していた。




「どれを選べばいいんだろ」


「こほん、じゃここは先輩として一つあっしが選んであげるでげす」


「あまり強そうなの選ぶなよ」


「わかってるでげす」




ビッパが掲示板に近付こうとしたとたん、サイレンがなった。




「掲示板の情報を更新します。危ないので下がってください」




その声とともに掲示板の壁が回転する。
それを見たピカとアイクは驚いた。




「あ、掲示板の更新でげすね」


「何、それ?」


「新しい情報が入ると、この向こうにいるダグドリオが板を回転させて、情報を張りなおす。そしてまた回転させるんでがす。
地味だけど重要な仕事だから、ダグトリオもこの仕事に誇りを持ってるんでげす」


「ふうん、そうなんだ」


「からくり屋敷か」




アイクがぼそ、とツッコミを入れる。ピカもビッパも聞いていない。
またサイレンが鳴り、壁が回転した。
貼られていたポスターも、変わっている。




「お尋ね者も新しくなったんで選びなおすでげすよ。えーっと、どれに……」




ビッパはポスターを眺めている。
その横のピカとアイクは、二人ともおなじポスターを見ていた。




「アイク……」


「わかってる。あの左上のポスター……だろ」




「「スリープ……!」」




その視線の先にあったのは、スリープの人相書き。
スリープはさっきマリルたちと落し物を探しに行ってしまった。




「早くしないと、ルリリが危ないっ!!」


「ああ、行くぞ!!」




アイクとピカはすぐ駆け出す。




「どこに行くんでげすか~~っ!?」




ビッパは叫んだが、アイクたちには届かなかった。


アイクたちはポケモン広場に向かう。
その途中の十字路に、マリルがいた。おろおろとしているマリルに、ピカとアイクは駆け寄った。




「マリル! ルリリやスリープは!?」


「あっ……あのあと3匹で落し物を探してたんですけど、スリープさんがルリリを連れて行っちゃって……
呼んでももどってこないし、それで不安になって……」


「2匹はどこに行ったんだ!」


「こ、こっちです!」




マリルが走り出す。アイクたちもそれについていった。






「ルリリたちは、この山に?」


「はい」




一行はとげとげ山のふもとにたどり着く。




「アイク、アイクが見た夢で、ルリリとスリープは山のような場所にいたんだよね?」


「ああ。きっとここにいるだろう」


「うん。マリルは待っていて。ボクたち「スマッシュ」が、必ずルリリをつれてかえるよ!」




ピカはマリルにそういって駆け出す。アイクも、一緒に駆けていった。




「ねぇ、アイクの見たのってなんだったんだろう」




道中、ピカがアイクにたずねる。




「もしかしたら、予知能力ってやつかな?」


「まだ本当に起こるとはわからないがな……
けど、この状況だとそれはありえるな」


「うん……早くルリリのところに行こう!」






とげとげ山の頂上。
そこに、スリープとルリリが歩いてくる。




「……あれぇ、ここ行き止まりだよ?」


「うん。ごめんね、ここには落し物はないんだ」


「そんなぁ……お兄ちゃんは?」


「お兄ちゃんも来ないよ。
実は―――君をだましていたんだ」




冷たく言い放つスリープ。
ルリリは、今にもスリープをみておびえている。




「ところで、君に頼みたい事がある」


「え……?」




びくびくとするルリリ。
スリープは、奥にある小さな穴を指差した。




「そこに小さな穴があるだろ? そこの奥には財宝があるらしい。
君ならあの穴に入れるだろうから、君をここに連れてきたわけだ。
大丈夫、言うことさえ聞いてくれれば……ちゃんと帰してやるからよ」


「……!!」




ルリリは思わず逃げ出した。スリープはあわててそれを捕まえる。




「全く、ちゃんと帰してやるといってるだろ!
言うことを聞かないと……痛い目にあわせるぞっ!」


「―――た……助けてっ!!」




「「そうはさせないっ!!」」


ばん!


ピカとアイクが、スリープを見据える。
漫画だったらバン、という擬音が入っているだろう。




「見つけたぞ、お尋ね者……スリープ」


「僕たちはスマッシュ、探検隊だよ! 悪いやつは見逃さない!!」


「た、探検隊だとっ!? もしや俺を捕まえに……あれ?」




アイクの横で、ピカが震えている。
スリープはそれを見てにやりと笑った。




「そうか、お前たち……探検隊と行ってもまだ新米だな。
確かに俺はお尋ね者だよ。でもお前たちに俺を捕まえることが出来るかな!?」


「―――――うっ……いや、出来る!
お前みたいなやつに、負けるわけにはいかないっ!!」


「ハハハハッ! 今までいろんな探検隊に追われてきたが、こんな弱そうな探検隊は初めて見たよ!」


「弱いかなんて、戦わないとわからないだろう」




アイクがスリープに向かっていう。




「見かけで判断してると、あとで泣きを見るぞ?


―――――覚悟しろ」




アイクは言うと、スリープに向かっていった。
そのまま体当たりを繰り出すアイク。ピカはそこに電撃を繰り出した。


スリープが念力を放つ。ピカはそれをかわした。
アイクはその隙に吸い取るをスリープに向かって繰り出す。
スリープはすぐにそれを振り払い、催眠術をアイクに向かって繰り出した。


アイクがうとうとし始めたとき、ピカはロケット頭突きをスリープに繰り出した。




「させるかぁっ!」


「ぬぉっ!」


「!」


「アイク、大丈夫!?」


「あぁ、お前のおかげで助かった」


「く、くそぉっ!!」




スリープが力をためている。
ピカとアイクはお互いの顔を見合わせると、同時に駆け出した。
そして同時に電光石火、吸い取るを繰り出した。


それをまともに食らったスリープは、倒れてしまう。




「……!」


「た、倒した……ボクたち、お尋ね者倒せたよ!
ルリリ、大丈夫っ?」




ピカがルリリに駆け寄る。ルリリは怪我もしてない。無事のようだ。




「さぁ、お兄ちゃんのところにもどろうか」


「うん!」




ピカたちは山を降りる。(ついでにスリープも引きずって)


ふもとでは、マリルとジバコイルが待っていた。
ジバコイルが、スリープを連れて行く。




「ルリリ!」


「う……うわあ~~~~んっ、お兄ちゃん、怖かったよ~~!」




マリルとルリリが、ひし、と抱き合う。




「よかったね、本当に」


「これもピカさんとアイクさんのおかげです、ありがとうございました!」


「助けてくれてありがとうございます!」




笑顔で言うマリルとルリリ。


お尋ね者の賞金3000ポケはやっぱり300ポケしかもらえなかったが、二人はルリリを助けられたことがうれしかった。




「……けど、疑問が一つ」


「なんだ?」


「今回はアイクが夢を見たおかげでルリリの危険もわかったけど……
あれは一体なんなの?」




ピカがアイクにたずねる。




(……確かに。
あの時みたものは、いずれも未来に起こる出来事だった。何でそんなものが見れたんだ?
あの夢は、一体なんだったんだろうか……)




ぐぅっ




ピカとアイクのおなかがなる。




「……ボクたち、おなかがすいてたんだ」


「ま、ルリリを助けるのに必死だったからな」


「気がついたら余計おなかが減ったね、早くご飯食べにいこっか!」










あとがき


戦闘シーンには「覚悟しろ」を入れたい。
どうやらピカとアイクのお二人さん、息はぴったりのようです。同時攻撃とか。
ルリリとマリルは好きです。あの丸っこいのラブ。
因みに余談。ポケダンプレイ中間違ってスリープに睡眠の種投げつけてしまいました……っ;
(スリープの特性忘れてた)
挿絵の背景考えるのに結構かかりました。
えー次回、キーキャラ登場の予定。


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